本屋の店頭で1冊の本に出会った。白洲正子“ほんものの生活”を興味深く読ませてもらった。その後 旧白洲邸「武相荘」(町田市鶴川)を訪ねる機会を作り都会の喧騒からひととき逃避!(ちょっとオーバーかも)玄関に置かれた庭内の草木で飾られた常滑の大壺はさすがお見事。記念館随所にほんものの骨董品に囲まれながら日常生活を送られていた様子が感じられ深い感銘を受けた。その方が選んだ旦那様はどんな方かと気になりひも解くとこれまたビックな 「風の男 白洲次郎氏」 戦後の占領期と復興を語る際に欠かせない指導者「吉田茂氏」の側近として活躍をしたそうな…才能豊かで強い個性の持ち主の二人の生活は波瀾万丈と言えるのではないか?白洲次郎氏「夫婦円満の秘訣は一緒にいないことだよ」と親交の深い友人に告げたそうだ。YesかNoか皆様はどちらですか?しかし二人ともお互いを尊重・信頼し合い束縛を控えめに壮年期から晴耕雨読を実践し壮絶な人生を送られたことは間違いないのでは…二人の遺言はどちらも「葬式無用・戒名不用」お見事!2008/9/29 K&K