先週、子どもを連れて映画「オーシャンズ」を観てきました。4年間かけて撮影された海の生き物たちの映像はまさに感動もの。宮澤りえのナレーションも心地よく、ウトウトしつつ最後まで飽きずに鑑賞できました。しかし、内容的にショックを受けたのが、オーストラリア沖で撮影されたというサメ漁のシーン。背びれや尾びれだけを切断し、他は生きたまま海へ投げ捨てるという残酷な漁の仕方に、思わず目を覆いたくなりました。後で調べたところによると、船倉がすぐに一杯になるのを防ぐために、そのような方法がとられているそうです。(2004年11月に日本・アメリカ・ヨーロッパでは、大西洋におけるフカヒレ漁が中止されたそうです。)映画では生きたサメではなくロボットを使って撮影されたそうですが、それでも充分すぎる衝撃度でした。今後しばらくフカヒレは遠慮したい気分です…。